値切り交渉を成功させる五カ条
値切るということは、生活の知恵である。けっしてケチだというわけではなく、ムダな金は払わない、という節約の精神だ。以下は、値切りの鉄則5か条。
第1条……嘘やいいかげんなことは口にしない。「あっちの店では200円も安かった」などと、調べもしないでいいかげんにいうのは、店に対して失礼というもの。だいたい、ライバル店の価格は、客よりも店のはあく人のほうがしっかりと把握しているものだ。
第2条……買う意思があることを明確に示すこと。「これだ」ときめた商品は、それ一筋。あれやこれやと目移りしながらの交渉では、相手をする店員も疲れてしまう。「死んでもこの商品を買ってやる」くらいの心意気が必要だ。
第3条……場所と常識をわきまえる。まさか、100円ショップで値切り交渉をする人はいないだろうが、ディスカウントショップなどで、あきらかに儲けなしの見切り商品を手にとって、「もうちょっとマケてよ」とやるのは、値切りの精神に反する行為だ。値切るときも業者との共存共栄の精神は残しておかなければならない。あくまでも、当方に値切るだけの価値のある交渉をするべきだろう。
第4条……会話を楽しみながら値切る。関西のオバさん連中は、これがうまい。「なあ、にいちゃん、ええ男やなあ。どや、ひとつ。ここは大きくいこうやないの」と、このノリだ。
第5条……最後にお礼の「ありがとう」を。気持ちよく値切り交渉を終えるには、このひと言が重要なポイントになる。
どんな安売り店も、その激安価格では太刀打ちできないのが、フリーマーケット。素人がダンスの肥やしになっている品を引っぱりだしてきて売るわけだから、「もっていってくれるのなら、タダでもOKよ」なんていう品がゴロゴロ。なかにはボロもあるけれど、まったく腕をとおしていないようなブランド品のワンピースや、新品の雑貨や食器などが100円、200円、高くても1000円、2000円くらいで売られていたりして、一度いくと病みつきになるという人もすぐなくない。ところで、このフリーマーケットで値切るためには、まず服装から気をつけなければならない。基本は動きやすいもの。値切るためには、中腰になって巧みに交渉することが必要だ。そのため、ジーパンやパンツスタイルが最適だ。また、あちこちを見てまわることを考えると、靴は歩きやすいスニーカーがいい。それから、両手を空けるためにリュックを背負い、財布などは取りだしやすいウエストポーチに入れる。さらに、その財布は、100円、500円と小銭のジャラジャラ入ったガマロが最高。売るほうも素人だ。相手におつりの小銭がなくて、値切っても意味がないということもあるから、客のほうで小銭を用意しておくことも、意外と重要なポイントなのだ。